子どもの矯正治療について

学童期の矯正治療は第一期矯正治療と第二期矯正治療の2種類に分かれています。第一期治療ではあごの成長の促進や抑制を行い、また、でこぼこの歯にならないようにあごの骨を広げたりします。第二期治療は、すべての歯が永久歯になってから(通常は中学生頃)行い、すべての歯がしっかりと咬むように個々の歯の位置を整えます。すなわち、第一期治療は骨の治療で第二期治療は歯の治療と言えます。(かなり大ざっぱな言い方ですが)
第一期治療を行うことによって、第二期治療で抜歯の可能性を減少させられることが最大のメリットです。

 

私の個人的考えですが、第一期治療により抜歯の減少どころか第二期治療そのものをしなくてすむのが第一期治療の最大の目標かなと思っています。ちなみに、きたざわ矯正歯科の最新のデータでは、第一期治療から第二期治療に移行した患者さんは、第一期治療を受けた方のうちのおよそ3分の1でした。さらにその中で抜歯が必要になった方は・・・すみません、データ出してません。(そのうちに)

 

左上の前歯が変な所から萌えてきてしまいました。おさまる位置のスペースもありません。

上のあごの幅を広げる矯正装置を入れました。

かなり広がりました。

うまいことおさまってくれたました。

 

歯の生え変わりを正常に導くことは、きちんとしたかみ合わせになるためにとても重要なことです。

 


上の5番目の歯が萌えてくる場所が全くありません。

矯正装置を部分的に装着しました。

場所は確保されましたので後は萌えてくるのを待つだけです。

 

あごの成長を促進したり、抑制したりすることが出来るのも学童期の時期だけです。この時期には歯の位置はもちろんのこと、あごの骨も変化します。

 



出っ歯のため、かなりムリをしないと口を閉じれません



フェイスボーという装置を就寝時に使用し、リラックスして口を閉じられるようになりました。

 

出っ歯の時には、上のあごの成長を抑制する治療をします。受け口の時には、上のあごの成長を促進し、下のあごを抑制します。あごの骨の治療なので顔立ち、口元が改善するのです。

 



フェイスマスクという装置をがんばって使ってもらいました。しゃくれ顔がかなり改善しています。